第一章

12/17
前へ
/17ページ
次へ
「僕、二年の一条連って言います。」 「…………。」 男が無言のため 連は心配になり男を見た。 「…………。」 (あれ?  なんか凄い見られてる?) 「あの…?」 「…二年の…祐羽だ。」 祐羽はそれだけ言うと立ち上がった。 (……行っちゃうのかな?) 連がションボリしていると 祐羽が声をかけた。 「……帰るぞ。」 「え?」 「送る。」 連は驚きながらも 「はい!」と返事をした。 _
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

51人が本棚に入れています
本棚に追加