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「僕、二年の一条連って言います。」
「…………。」
男が無言のため
連は心配になり男を見た。
「…………。」
(あれ?
なんか凄い見られてる?)
「あの…?」
「…二年の…祐羽だ。」
祐羽はそれだけ言うと立ち上がった。
(……行っちゃうのかな?)
連がションボリしていると
祐羽が声をかけた。
「……帰るぞ。」
「え?」
「送る。」
連は驚きながらも
「はい!」と返事をした。
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