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「「連ーーっ!!」」
保健室を出ようとすると
外から声が聞こえてきた。
(あ……。)
バンッ!!
「「大丈夫!!?」」
中に入って来たのは
可愛い顔をしたそっくりな双子。
「ごめんね!守れなくて!!」
「誰にされたの?絞めてくるよ。」
上から吉田 楓と吉田 颯。
二人は走って来たのか、
僅かに息を切らし
微かに肩が上下していた。
「だ、大丈夫だから!」
「「本当に!?」」
連はコクッと頷いた。
「「良かったーっ!!」」
そう言い、連に抱き付いてきた。
「ごめんね。先生と長話になっちゃって。」
「もう大丈夫だよ。」
「うん。二人ともありがとう!」
連は二人を抱き返した。
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