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南波 祐羽
「んん…。
……あれ?」
しばらく保健室のソファに座っていると
カーテンの中から可愛らしい声が聞こえてきた。
「て言うか、
ここどこだっけ?」
そんな声が聞こえてき、
祐羽はカーテンを開けた。
「…………。」
しばらく無言で連を見つめていると
「あっ…。」と小さく声を出し
少し身震いしたのが見てとれた。
祐羽は心配になり、
連の頭の上へと手を伸ばした。
拒絶されるかも、と
心配になったが
連は頭をスリ寄せてきた。
(……っ///可愛い。)
祐羽はそう心の中で呟き
「大丈夫…か?」と声をかけた。
「あ、あの、
ありがとうございました!
助けてくれて…。」
その言葉を聞いて祐羽は
ホッとしたのだった。
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