第一章

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南波 祐羽 俺はいつも通り学校へ着くと 屋上に向かった。 屋上は邪魔入んないし 昼寝に最適。 教室にいると、周りが キャーキャー騒いでうるさい。 俺は、 女じゃねーんだから 黄色い声出してんなよ っていつも思う。 確かに俺の顔は 自分で言うのもなんだけど それなりに整ってると思う。 まあ親が両方モデルやってるしな。 だからと言って 俺はこの顔が好きじゃない。 つーか嫌い。 特に理由はないけど。 まあ、この日もいつもと同じように 屋上で昼寝していた。 するとガチャッと 扉が開く音が聞こえた。 だからと言って起きようなんて考えない。 どうせ裏に回って来ないだろーし。 _
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