呼び声

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雅☆side J君が家に来てくれた。 こんな夜中に… ありがとう。 お茶を入れようとしたけど、いらないって言われちゃって。 ソファに2人、並んで座ってたら、横からギュッと抱きしめられた。 これを待ってた…。 これが欲しかった…。 「じぇいくん?」 「ん?どした?」 「ほんもの…」 「さっきから、本物本物って何だよ。偽物がいんのかよ。」 俺は首を振る。 いないよ。 あなた、だけ。 J君しかいないよ。 ずっと、ずーっと。 J君の腕の中で温もりを満喫していたら。 急に体を離された。 え? 何?何で? もう少し、くっついていたいよ?
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