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「今更!?」という空気が流れたが、せっかくのキヨシの好意を無駄にはできず。
俺達は腹の具合を伺いつつケーキを食べる事にした。
ケーキをテーブルの真ん中に置いたキヨシ。
「ナイフは?」
しーさんが聞くと、ハッとした表情で辺りを見回す。どうやら、ナイフの事など頭に無かったようだ。どんなに見回しても鍋をしていたこの場にナイフがあるはずもなく。
「取ってくるよ。」
と、J君が立ち上がった。
しーさんが気を利かせて照明を落としたリビング。キャンドルの灯りがクリスマスを彩る。
野郎5人でのクリスマス会も良いもんだなぁ…と思っていたら。
隣の雅さんが、突然。
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