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黒い手紙
声に成れない思い紙に残した
無心に綴る旅立ちの筆
此処に刻んだ黒い言葉を
僕の最期までの物語
人は人形(ヒト)のように変われるのか
心奪われた悲しき少年
風の悪戯に飲み込まれてゆく
儚く散り行く櫻のように
毒を混ぜたワイン飲み干しても
命絶やさずに消えぬのなら
吊した紐に首を掛けよう
気が付けば脳裏に過去のimage
僕は星のように輝いてるの?
あの日見た星空の中movement
一人は慣れてるから
あの夜に残した手紙風となれ
愚恋に泣いた裏切りもその他全て
あの日貴女の部屋で交わしたkiss
此処に残した甘い香り
心溶かした貴女の優しさ
僕のその後を壊してゆく
時計の針止まり笑えなくなった
胸を焦がした季節だけ残して
心は凍てついて
戻れない亡くした白日も過去も
最後に涙零した理由(ワケ)※¥$◇×○
(セリフ)
「僕は歩くのを止めました」
「ただ立ち止まって貴女へ繋がる道を探しました」
「どれだけの月日が流れたのか、僕は…」
「終わりを向かえる為に此処に立っています」
「最期にこれだけを残して」
「ア・ナ・タ…」
心は凍てついて
戻れない亡くした白日も過去も
最後に涙零した理由(ワケ)
季節はただ流れて
雲間から時折差し込む光
あの場所を照らす過去に置き去りの恋を…
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