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謎の老人
「ようこそいらっしゃいました
ここはベルベットルーム…
私の名はイゴールと申します…」
どうやら名は
イゴールと言うらしい
イゴール
「ここに人が訪れるなど
とても珍しい事です
これもきっと
何かの縁に違いありません
これを授けましょう…」
イゴールは掌から
黒い鍵を出して渡してきた
それを俺は受け取った
イゴール
「近いうちに
また出会う事になります
そして次はあなた様の方から
ここにやって来る事でしょう…
では、ご機嫌よう…」
部屋の扉が閉まったと同時に
俺は目を覚ました……
祐太
「……んっ
寝ちまってたのか……」
その刹那
扉がドンドンと叩かれる
透眞
「伊藤!伊藤!
起きて伊藤ッ!!
……ゴメン
勝手に入るね💦💦」
鍵を掛けてなかったために
慌てた様子の
透眞が中に入ってきた
祐太
「いや、大丈夫だけど…
なに?どうしたのさ?」
透眞
「説明してる暇は無いのよ!
なんたってシャドウが
現れたんだからッ💥」
祐太
「シャドウだって!?
そんなまだ影時間じゃ…」
とっさに時計を見ると
針はピクリとも動いておらず
12時00分を指していた
影時間に機械系の物は
全て止まってしまうのだ……
透眞
「アンタは
ギャラクス使えないんだから
早く非難しなさい!」
祐太
「……くっ…
わ、分かった……」
俺は悔しさを抑えながらも
ロビーへと降りて行った……
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