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俺はロビーに降りると
ふと扉を見つめた
すると、その時
扉を突き破り
巨大なシャドウから
吹き飛ばされた蓮が飛んできた
蓮
「ハァ……ハァ…
はは、参ったねどーも…」
どうやら相当
苦戦しているらしい
蓮
「……って伊藤!?
ここは危険だから
屋上に避難してて!!」
再び扉の向こうへと
行ってしまった
俺は忠告通り
屋上へと向かった…
祐太
「ここまで来れば……」
言葉の途中で
下の階から壁をよじ登って
屋上に来た
巨大シャドウが目の前に現れた
祐太
「なっ………あぁ…」
突然の事で体が動かない
巨大シャドウは
複数の手で攻撃を
繰り出してきた
しかし体が動かず
目を瞑った瞬間に
透眞の声が聞こえた…
透眞
「祐太!!危ないッ!!!」
透眞が俺の事を突き飛ばす
俺は吹っ飛び
シャドウからの攻撃を避けるが
透眞が掠ってしまい
背中から血を流している
祐太
「あ……あぁ…ぁ
俺のせいで透眞が…
透眞がぁ……ッ💥」
その時ある言葉が
頭をよぎった
「アンタはギャラクス
使えないんだから!!」
透眞から言われた言葉である
祐太
「そうだ…
俺がギャラクスを使えれば
透眞はこんな目に
会わなかった…」
悔しそうに手を握ると
目の前に
光る黒い鍵が現れる
おもむろにそれを掴むと
黒い特殊な形の
エレキギターに変わる
そしてエレキギターを構える
祐太
「ギャラクスッ!!!」
俺は思いっ切り
エレキギターを鳴らした……
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