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第1話 そして影は動き出す
夕暮れの駅
人が混雑してる中を
制服を着た3人が歩いている
祐太
「あー、やっと帰れるぜ…」
体を伸ばしながら呟く
透眞
「3人揃って追試だなんて
ついてないよねぇ…」
それに続くように
ため息をつく
蓮
「アッハッハッハッ
こんなのいつもの事じゃん♪」
笑いながら2人に言う
そんな会話を
楽しみながら歩くと
30分程で寮に着いた…
中に入るとロビーがあり
中央にテーブル
その周りには椅子が数個ある
台所もロビーの近くに
設置されている
ふと時計を見れば
夜の9時半であった
祐太
「さて、風呂入って
早めに寝るかなぁ……」
そう言って
2階の部屋へと戻り中へ入る
荷物を下ろし
ベットに倒れ込むと
そのまま深い眠りに
落ちてしまう…
ここは夢の中だろうか…
目の前には
全体的に青い色合いの
広い部屋の中に
1人の鼻が長く尖り
目が丸く見開きタキシードを着て
不適に笑っている老人が
ソファに座っている…
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