ふーぽにあ

11/11
前へ
/15ページ
次へ
「じゃ、もう一度しっかり自分の国を見ておきな」 「自分の国は忘れないよ」 「途中で帰りたくなっても帰さないからな」 「・・・うん」 王の顔は不安半分期待半分という表情だ 「じゃあ出発するよー?忘れ物はないー?」 タットはクリムゾン・アイリス号のハンドルを掴みながら話しかける 「ああ、あたしは大丈夫」 「カナちゃんはー?」 「僕も大丈夫、だって これからその忘れ物を取りにいくのだから ふーぽにあ・完
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加