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「いや、一時間半も耐えたお前の力だ…正直言うと、他の人間ならとっくに死んでる…ここまで魔力供給も無しでよく頑張ったな…
だが、出産まではこれが続く…
気をしっかり保ってろ」
「は…はい…!」
イセリアは弱々しいながらも力強くソルの言葉に返事した。
「ソル、お前が生まれた時はどうやってこの方法がわかったんだ?」
「聖界は混血差別が激しい分、関係する資料も多くてな…オレの両親は対処法だけはわかっていたらしい…
だが、オレは【神魔】だったから魔力が全然足りなくてな…あるものの性質を利用したんだ」
「あるもの?」
デスが聞き返すと、ソルは口元で優しく笑った。
「【白龍剣】…『レミア』さ…」
「そうか…!『龍剣』の魔力の逆流を利用して魔力供給をしたのか…!」
「だから、うちの家宝なのさ。
まぁ、元々ハデス家の母親は魔力量が相当なものだったってのも耐えた理由の一つだけどな」

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