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トゥルルルルルル…。
電話が鳴り響く。
母「はい。もしもし、栗須です。」
「もしもし、こちら◯◯病院ですが、
栗須聖志様の奥様でしょうか??」
母「はい。そうですが、主人に何か??」
「事故に遇いました。
詳しくは病院で話します。
今すぐに来てもらえますか??」
母「!!!!!!!!
わかりました。すぐに行きます。」
電話を切り、聖の部屋へ走る。
母「聖!!!!
お父さんが事故に遇ったらしいわ。
今すぐ病院にいくから靴下と上着を来て。」
聖は黙りこむ。
「パパは僕の事が嫌いなんだ…。
だから僕は行かない。」
母「何を言ってるの!!!!
今はそんなこと言ってる場合じゃないの!!!!
早く準備をしなさい。」
そう言って母は扉を閉める。
「ママ、泣いてた…。」
僕は準備をして母と一緒に病院へ向かった。
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