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マスター「??...デュランダル??...それはどういったものなんですか??」
イド 「...わからない」
二人は少しの沈黙の後。
マスター「すまないが、君の力にはなれそうにない。長い事酒場のマスターをやっているが、デュランダルというものは聞いた事がない。本当にすまない。」
イド「...そうか。」
ルナはじっとイドを見つめていた。そして酒場のメニューを持ってきて、イドに手渡す。
ルナ「デュランダルっていうものは知らないけど、ここにあるものなら何でも食べていいよ! 全部おいしいんだから!! なにがいい??」
イドはメニューを手渡されたが、なにも答えなかった。
ルナ「んーなにがいい??」
イドはメニューをルナに返した。
イド「俺は目が見えないんだ。だから、文字は読めない。」
二人は戸惑った、あれほど早く動き、チンピラを倒した彼がまさか目が見えないとは信じることができなかった。
ルナ「...うそ? 目が見えないの??」
イド「...」
その時慌ただしく村人が酒場に入ってきた。
息は切れ手には何か手紙の様なものを握っている。
村人「マスター大変だ!!さっきのチンピラが はぁはぁ。 奴ら大勢の仲間を連れて仕返にくるぞ!! これが村の入り口に!!」
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