白いマント

3/8
前へ
/348ページ
次へ
ルナはカッとなり チンピラに挑むが、一方的に押さえ込まれてしまう。 気が付けば他の客も店から逃げだし 誰もいなくなってしまった。 するとチンピラはルナの口を布で被い、ルナの体をその汚い手で触り始めた。必死に抵抗するルナに更にチンピラは手足を縛り始めた。 父親は娘を助けようとしているが 撃たれた足が言う事を聞かずただ見ているしかなかった。 その時 ルナの目に入ったのは、店の片隅で静かにすわっていた白いマントの男だった。 その男は、全身をマントで隠し フードを深く被り顔も見えないくらいだった。ルナは必死に助けを求めるが、その男は全く動く気配がなかった。 更にチンピラはルナの服を破こうと手をつける。
/348ページ

最初のコメントを投稿しよう!

321人が本棚に入れています
本棚に追加