デストロイ・ザ・グングニル イド編

白いマント

ルナは心の中で叫んだ。

ルナ「助けて!!!」

...風が 通り抜ける感じがした。

気が付けば、ルナは高く飛びあがっていた。下を見るとさっきの白いマントの人がまるで花が咲くようにマントを広げていた。 そしてルナはその男の手にゆっくりと受け止められた。
例の二人組は倒れこんで 何がおこったのかわからなかった。ただ一つ これは全て白いマントの人がやったことだけは ルナ、マスター、ﾁﾝﾋﾟﾗに理解できることだった。

白いマント「...出ていけ。」
殺気のこもった言葉だった。ﾁﾝﾋﾟﾗは恐れ、そそくさと酒場から出ていった。

白いマントの男は、ルナの口にある布を取り、手足に縛られていた紐もほどく。解放されたルナはすぐに父親の方へ行き怪我の治療を始める。