733人が本棚に入れています
本棚に追加
「涼宮さんと古泉くんどうしてますかね?」
二人がいなくなった後、ちらっと呟いてみました。
「あの二人だから・・・・・・うまくやってるんじゃないですか?」
「キョン君はそれでもいいの?」
彼があたしをじっと見て言葉をつなぐ。
「朝比奈さん。あいつがそれでいいなら俺は何も言わないです」
「じゃあ・・・・・・、なんでそんなに悲しそうな顔をしているの」
「・・・・・・」
「朝比奈さん、それがあいつの望みなら俺は何も言えないですよ。」
あたしにできることって。
「キョン君。あたし、今までキョン君に迷惑をかけたりしました・・・・・・」
「朝比奈さん?」
「あたしじゃ力になれないかもしれませんが、あたしキョン君の事が心配なんですぅ」
彼はあたしの言葉を聞いて少し寂しそうにした。
その後、彼は決心を固めたのかあたしを見つめて・・・・・・
「俺、朝比奈さんを頼ってもいいですか」
「はい。よろしくお願いします」
そのときからあたし達は付き合い始めました。
最初は支えあうというほうが適切だったかもしれないけど。
最初のコメントを投稿しよう!