622人が本棚に入れています
本棚に追加
-緑side-
-バンッ!!!!!!!!!!-
両手が塞がってたから足でドアを開け、気絶しているヤスを急いでベッドに寝かせた
買い物中にいきなりヤスが知らん男に腕つかまれて、口論になってて、そのまま気ぃ失ってもうた…
俺がとめんかったら…
ヤス…
何があったん…?
そっとヤスの頭を撫でる
…まだ目ぇ覚まさへん...
どうしたら力になれるんかな…
黄:大倉?
緑:亮ちゃん…
黄:何泣きそうな顔してんねん…
緑:ヤスが…
黄:ん?
緑:虐待されてたかも…
黄:は?
緑:詳しくはわからんけど…ここに来るちょっと前に施設に預けられてん…
黄:嘘やろ…
緑:...証拠はあるで。体中に治りかけの痣があってん。
黄:で?
緑:それ以外はわからへん…親父も詳しい事はわからへんみたいや。
黄:章ちゃんは大倉が気付いてんのは知ってるん…?
緑:いや、知らん。
黄:そっか…
緑:あんな、さっき買い物行ってたら、知らん男がヤスの腕掴んで何か言うてきたんよ。したら、ヤスがいきなし気絶してもうて…
黄:……そいつかも。
緑:虐待しよった奴?
黄:たぶんな。
緑:また来るかな…
黄:わからん。
緑:親父とじいちゃんに頼んでどうにかせなあかんな。俺らだけじゃ無理やわ。
黄:それが1番安全かもな。でも、行動に移すのは章ちゃんがちゃんと話してからやで?
緑:わかっとる。
.
最初のコメントを投稿しよう!