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・・・・・・誰よりも人の気持ちが直ぐに分かるヤツだからな。
・・・・・・・・・・・もうきっと俺の気持ちに気づいてるはずだ。
俺がシズカの事好きだってこと。
・・・・・・・・・卑怯だよな。俺の気持ち知っていながら告白するなんて
―――――・・イヤ、卑怯なのは俺だ。
俺が気付くのが遅かっただけなのにユチョンの所為にしようとしてる。
・・・・・・・・・・・・・・・・俺ってイヤな奴。
俺には1つしか選択肢がない。
それはユチョンとシズカが幸せになれるようにする事だけ。
あとは願っちゃいけない
俺が今までシズカを蔑ろにした罰だ
・・・・・・・・・・・・シズカ。幸せになれよ
ユチョンなら安心して任せられる。
・・・・・・・・・シズカ。ありがとう
俺に『好き』という気持ちを教えてくれて
本気で人を好きになるってこんなに色んな気持ちになるんだってわかった。
・・・・いいもんだな『恋』って
・・・・・・・・・・でも、失恋決定だな
・・・・・・・・・・・・ハハハッ。
暫くするとジェジュンは眠りに誘われるかのように夢の中へと入り込んでいった。
夢の中へと入り込んでいるジェジュンの顔は今までのどんな顔よりも幸せそうな良い顔をしていた。
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