肝試し

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「何、ボーっとしてんの?てか、見えてきたけどちょっと雰囲気ある所だね。」 どうやら俺が一人でボケっとしてる間に目的地に着いたらしい。 「やだ、怖そう」 薫や美紀子ちゃんがゆうように確かに雰囲気は中々のもんだ。 人里離れた山の中に佇む木製の校舎とカサカサと木葉の擦れる音が何ともいえない不気味さを醸し出している。 そして真夜中だとゆうのに月明かりで照明が点いているのかと思ってしまうぐらい校舎だけが明るいのが逆に不気味さに拍車をかけている気がする。
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