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家に帰ると
色んな人で溢れていた。
家を直す人。カメラを取る人。取材をする人…。
私の家は
お父さんの趣味により
本物の城に近い建物と、
そこまでに色んな部屋が
続いている建物
と、ザッと説明すると
そんな感じで
もっと簡単に言うと
広い中庭のある
三辺だけ囲まれてる学校
って感じ。
尖った塔があるなんて
可笑しいんだけどね。
玄関はもう
ガヤガヤでいけないから
秘密の抜け道から
行くことにした。
「お父さんが、城を
忠実に再現したから、
本物みたいに
秘密の抜け道があるんだよ」
『この国で一番偉い奴が
こんなんでいいのか?
秘密の抜け穴なんて
逆にばれたら強盗なんて
入りたい放題じゃないかよ』
すると、フィオネは俯き。
「ディンちゃん
私のお父さん嫌い?」
『何でそうなるんだよw』
長い道のりを歩き、
ようやく秘密の抜け道
とやらに到着。
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