第一章

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空は、雲が点々とした快晴。 蝉の合唱が止まない。ジメッとした空気。 夏らしい、夏だ。 フィオネ宅は建物の5分の1が崩壊していたので レイドの家に集まっていた。 「あのさ、天界に行くって目標は出来たけどよ  どうやって行くんだよ?」 昨日敵との戦闘やなんやらで疲れ 爆睡したのか、欠伸をしながら聞いてくる。 「たしかにそうだね。 ディンちゃんどうするの?」 『天界に行く条件は二つ。  一つは飛べること。二つ目は天使であることなんだけどよ・・・』 何か言いづらそうだったが すぐにシヴァが入った。
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