第二章

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「天界行くって言ってもよ~」 何を持って行けばいいのか 見当も付かない…。 それに父さんたちは どうなったんだろう。 「シヴァ…父さん達、 生きてるの かなぁ…」 気を察したのか、 少し間が空いた。 【分からない。 だが、今知ろうと 後で知ろうと、 事実は変えられない。 例えそれが、神であろうとな。感情に左右され、目的が 果たせないのなら、 知らない方がいい事もある。】 「そうなの…かな?」 確かに。 最悪なケースを知ったら 俺は正気でいられる 自信がない。 「まぁ、今までも一人だった から違和感はないんだけどな  ただ…」 【何だ?】 「いや、大した事じゃないん だけど。父さん達は 何で禁じられた研究をしていたんだろうな?」 【お前らしくない推理だな。 それについては…】 シヴァの言葉を遮るように ポンコツが騒いだ。
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