母のちから(キャディ物語)

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マスター室では一応キャディ評価があって、大切なクラブ競技等では所謂Aランクのキャディさんが選ばれる。特にゴルフをするキャディさんは一応優秀だ。 ただ・・・そんな優秀なキャディさんでもお客からクレームが来る事があった。 「いちいちあのキャディうるさいんだよ!!」 と、マスター室に怒鳴り込んできた方がいた。。。 キャディは良かれと思って色々アドバイスした事が、お客にはうっとうしかったのだ。 そのキャディさんは泣きながら怒ってた私は悪い事してないと。。。 確かにその通りで、それを喜んでくれる方もいる。キャディ業務って・・・・そんな難しさもあるのだ。 人手不足の当時はハウスキャディが常時約50名待機していた。 そしてキャディさんの中にはゴルフのゴの字も知らない・・・・そんな方もいた。
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