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「君は鈍感ですね。押して駄目なら引いてみろ…です。」
「はぃ…?」
更に顔が近づいたかと思うと、身体がすっぽりと成嶋さんの腕に捕らえられ、抱きしめられていた。
「!?な、成嶋さ…?」
「好きだと言っているんです。」
「だ…誰が…///」
俺が言うと成嶋さんの腕の力が緩んだかと思えば、唇が重なり、口内に舌が入り込む。
「んっ!!?///」
頭がクラクラする…
「成、嶋さっ…はぁ///」
息が苦しくて成嶋さんの胸板を叩くと、ゆっくりと唇が離れた。
「解りましたか?僕が好きなのは…君ですよ、砂村。」
「!?///」
自分でも顔が赤いのが解る。
「答えは?」
成嶋さんがまた同じ視線で聞いてきた。とりあえず…近い!!もう自分でも解っていた。この激しい鼓動がその答え…
「俺も…好き、です//」
「ふふ、僕の作戦勝ちですね。(笑)」
おまけ
「そういえば成嶋さん、イギリスに何しに行ってたんですか?」
「あぁ、荷物をまとめて来ました。」
「荷物ですか…?」
「えぇ、日本に永住しようと思ったので。」
end
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