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~成嶋side~
「主任、お疲れ様です。」
「どーも。」
「砂村も、お疲れ。」
「お疲れ様です。」
セキュリティセンターに戻ると、黒部さんに声をかけられた。
「砂村、コーヒー」
僕はそう言ってロメスルームに向かった。
「どうぞ。」
「ありがとう」
僕の横に煎れたてのコーヒーを置いてロメスルームを出ようと扉へ向かう砂村を引き止めた。
「砂村」
「はい。」
「座って下さい。」
そう言って、僕の横に座らせた。
「なんでしょうか…。」
「…少しここにいてください。」
「…はい。」
不思議そうな顔をする砂村。そして2人っきりの室内に少しの沈黙が訪れる。
「あの、…どうかしましたか?」
沈黙を破ったのは砂村。
「…」
「…すみません」
僕が黙っていると謝った砂村。
「どうして謝るんです?」
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