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シェイキを買い、戻って来る。
『お待たせ、広瀬さんに橘さん。』
そう言い二人にシェイキを渡した。
『え?私の分も買ってくれたの?お金払わなきゃ!』
慌てて鞄を探りだす。
『良いよ、僕のおごり。』
『駄目よ、ちゃんと払わないと。』
そのやり取りを見て、庵が笑って言う。
『橘、頭堅すぎ!もっと気楽に考えろよ!ミブッちがおごるって言ってんだから…。』
ウンウンと僕と広瀬さんが頷いた。
『じゃあ…。戴きます。』
でも、皆で旅行行ったら楽しいだろうな。
『そういやさ、二人共どんな水着買ったんだ?』
庵が聞く
『私はセパレートタイプのパレオ付きで、広瀬さんがワンピースね。』
『何か分かんねーけど女の水着って色々あるけど男はあんまねーよな。』
『あ、広瀬さん、そろそろ行かないと宮家さんが心配するといけないわ。』
ウンウン
『じゃあ、私達は行くわね。水部君。』
『うん、またね!』
橘さんと広瀬さんは、帰って行った。
『んじゃ、支度品でも買いに行くか?』
『分かった。』
僕と庵は色々買い込み
『んじゃ、また電話するわ!』
『うん、僕も後で掛けるよ!』
庵と別れ家路に着いた。
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