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『後、もう一つ有るんだ♪コレ!』
投げて僕に寄越す。
『コレ、10特ナイフじゃ?』
『いや!18だよ良く見なさい…。』
『嫌、そういう意味じゃ…。』
だんだん頭が痛くなって来た。
『コレは以外に役に立つんだぞ?父さんコレに何度助けられたか判らない位だ…。』
『僕、普通の高校生ですから!』
『そんな事無いだろ?栗生から色々聞いてるぞ?』
父さんの顔が急に真面目になる。
しまった…。父さんと学園の理事長は古い友達だった…。
僕が途中編入出来たのも理事長のお陰なのだ…。
とは言っても、入学試験は試験当日にちゃんと受けて居るので誤解はしないで欲しい。
『色々首を突っ込んで、危ない目に会うんじゃないぞ?』
父さんの目はさっきまでと違い、鋭かった。
『良し、じゃあ父さん寝る…。飛行機でなんて怖くて寝れやしない。』
そう言い寝室に消えて言った。
『寝るって…。今昼だよ?』
僕は冷蔵庫から飲み物を取り出し二階に上がった。
部屋に入ると、ベットの上で携帯が光って着信が有ったのを知らせていた。
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