第一章 海への誘い

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『よッ!意外に早いな!』 『駅に急行が丁度来てたからね!じゃあ行こうか?』 庵とショッピングモールに向かい歩きだす…。 『今年こそは彼女欲しいよな!』 庵が唐突に言う。 『そう?僕は別にかな、急いでも仕方無いじゃない?』 『解ってねぇー!夏だぜ!皆が浮かれるSummerだぜ?』 『英語にしなくても、判るよ。そのうち好きな子が出来るだろうしそれまで待つよ。』 『んー、まぁそうなんだけどな…。』 そんな話をしながら、モールに到着した。 『取り敢えず、水着見とくか?』 『判った。』 服屋の水着のコーナーに行き水着を見定める…。 『オォッ!これ良い!ミブッち!試着だ!』 『え?水着って試着出来るの?』 疑問をぶつける。 『出来ねぇのか?店員に聞いてみるか!』 近くに居た店員に聞いてみると、 『当店では、生憎水着の試着はして下りません…。』 『何だ、駄目なのか。』 庵がそう言ってる時、僕は良い柄の水着を見付けた。 『あ、これ良いね。買おうかな…。』 『何!抜け駆けして、真夏のお嬢さんGetする気だな!』
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