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マテールの亡霊の任務から一週間。
エクソシスト、アレン・ウォーカーは教団の食堂で尋常な量の料理を食べていた。
アレン「モグモグ……🎵」
リーバー「アレン❗いるか?」
食堂に科学班班長、リーバー・ウェンハムが入ってくる。
アレン「リーバーさん、何ですか?」
リーバー「10分でそれ食って、司令室に来てくれ。任務だ」
アレン「はい」
コムイ「💤💤💤💤💤」
司令室にアレンが来ると相変わらず、床には数え切れない程の紙が散らばっていた。そして、居眠りをしている室長のコムイ・リー。
リーバー「室長、起きてください」
リーバーが揺すって起こしそうとするが、
コムイ「💤💤💤💤💤💤」
効果なし。
リーバー「仕方ない。室長、リナリーが駆け落ちした」
コムイ「リナリィィー‼‼‼お兄ちゃんを1人にしないでくれぇー‼😭」
凄まじい勢いで起きるコムイ。
リーバー「室長バカやってないで、アレンが来ていますよ」
コムイ「リナリーーー‼😭」
リナリー「兄さん……😅」
司令室のソファーにコムイの妹、リナリー・リーが困ったように笑う。
コムイ「リナリー⁉あれは嘘⁉良かった、本当良かっげぶらっ❗」
コムイはリナリーに抱きつこうとして、蹴られる。
アレン「あの、コムイさん……」
コムイ「あ、アレン君いたの?」
アレン「………」
コムイ「いやぁー、ごめんね。疲れがたまっててね~」
リーバー「俺やジョニー達の方が溜まってんスけど❗」
リーバーを言葉を無視し、コムイは続ける。
コムイ「さて、任務について説明しよう。ドイツのある村に3ヶ月前から人狼が現れ、人を襲っているそうだ。僕はこの人狼をレベル2のAKUMAだと思っている」
アレン「人狼?」
リーバー「分かり易く言えば、狼人間だよ」
コムイ「そう言うこと、2人には、この人狼を討伐してもらいたい」
リナリー「分かったわ、兄さん」
アレン「はい、了解です」
2人が了承する。
コムイ「それじゃ、頼んだよ」
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