303人が本棚に入れています
本棚に追加
北ドイツ
アレン「ここが、人狼の村……」
アレン達が到着したの昼過ぎだった。村は、怪我をした人や武器を持つ男達がいた。家も壊れている物まである。
リナリー「酷いわね……」
すると、1人の男性が近寄ってくる。フード付きの白いコートに持ち運べるように無線機をリュックのように担いでいる。
?「アナタ方は、本部から来たエクソシスト様ですか?」
アレン「はい、アレンです。こっちはリナリー」
リナリー「よろしくね」
?「私は、この村を調査している探索班(ファインダー)のユニスと申します。以後、お見知りおきを」
ぺこりと頭を下げるユニス。
ユニス「早速ですが、状況を説明しますので、場所を代えます」
アレン「分かりました」
アレン達はユニスについて行った。
村の食堂。
ユニスは料理を注文(アレンは凄い数の料理、リナリーは軽めのもの)する。
ユニス「では、アレンさん、リナリーさん。私が調べた人狼についての事を報告します」
アレン「ふぁい、ほへはいひまふ(はい、お願いします)」
アレンは食べながら言う。
ユニス「人狼は満月になる前の7日間の夜だけ現れ、村人を襲い、喰らっています。そして、朝日が出ると忽然と姿を消します。この3ヶ月で死者も合わせると犠牲者は、十人以上です」
リナリー「……本当に狼人間のようね……」
アレン「ユニスさんは、その人狼を見たんですか?」
アレンが尋ねると、微かに震えながら、ユニスは答える。
ユニス「え、ええ。見ました。私がこの村の噂を聞き、着いたのが5日前、その夜に……その人狼が頭から村人を噛み砕いている様子を……」
アレン「………すみません。嫌な事を思い出させてしまって」
ユニス「いえ……」
リナリー「………」
最初のコメントを投稿しよう!