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僕は直子と関わっていくことで少しずつ元気を取り戻していた。 安芸を忘れた日など無かったが眠れない日は無くなっていた。 しかし少しずつだが確実に安芸を抱きしめた感触が薄れていく。 直子を好きになるに連れて苦しみから逃れられる一方で、僕は安芸を忘れてしまうことを恐れていた。 直子と僕の関係は順調に進んでいく。
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