【本文】春の妖精｜35ページ - 小説投稿エブリスタ

交際が始まって約３ヶ月が経ち直子はよく家へと遊びに来るようになった｡今日もまた二人穏やかな時間を過ごしている｡いつものように僕が胡坐をかくと直子が僕の膝に頭を乗せた｡テレビの画面を注視している彼女が愛しくて僕は髪を撫でた｡急に直子がしがみつくように僕を強く抱きしめた｡僕は直子を仰向けにして優しくキスをした｡

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