━3━

3/13
前へ
/52ページ
次へ
あれから数年。 安芸からは何の音沙汰も無い。 僕達は運命で繋がれては居ないと諦めていた。 僕の一人よがりなのだと。 僕の治りかけていた心の傷口が一気に開き出して僕は我を失いそうになった。 どうして? どうして直子が安芸を知っているんだ? その疑問符だけが僕の頭を駆け巡った。
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加