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「ちょっと聞いてよ!」
又、来た…私は思った。
「今日、コンビニの加藤君とお話しちゃった~っ。」
私は、気合いを入れた。
「何処の加藤君?」
彼女は頬を染めながら話す。
「2丁目のコンビニのだよぉ。」
「この間は、5丁目イタリアンレストランのウェイターの…何だっけ…?」
「あぁ永井さん?アレじゃないよ。」
あぁ、NEWキャラ登場だ…。
長くなるぞ今日は…。
彼女の名前は小林真衣子。
私の友達だ。
彼女はとても明るく素直な子でいい子だが、とても困る特技を持っている。
それは、一目惚れ。
彼女の恋の落ち方には皆、頭を抱える…。
優しいければいいのか?顔が良ければいいのか?
とにかく、恋に落ちる早さは陸上選手より速いであろう。
例えば、この加藤くん。
交わした言葉は、多分1分にも満たない会話を彼女は2時間程喋れる…。
彼女の名前は、小林真衣子。
恋に恋しする乙女な女の子。
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