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「いいの……?」
「うん
俺もお父さんとお母さんが居なくなったら嫌だからさ…
それに暇だし俺の話し相手が欲しかったから」
男の子は照れくさそうに鼻の下を撫でた。
「優しいんだね…」
「優しい………かな?
よくわかんないや
俺にとっては当たり前だし…」
彼は難しく考えている様子だった。
「どのくらい前にはぐれたの?」
「100秒くらい前かな…」
昔の私は馬鹿です。
スイマセン…
今考えてみたら100秒くらい前はこのページの一番上くらいだと思います。
「そんなに前に!?」
昔のケンちゃんも馬鹿でした…
小学校2年生の私達は馬鹿だった…
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