現ノ宮

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森から出た後 直ぐに森から離れて遠くまで走った 「疲れた…」 さすがに息切れと疲れがおきる それにしても この本は凄い 何で急に現われたのか どんな力があるのか 誰の物なのか そんな疑問を抱きながら本を握っていた右手を見る 「あれ?本がない」 辺りを見回すが落ちていない 確かにさっきまで持っていた だけど突然消えてしまった 不思議なことが多いな… あの大木も生きてるみたいだったし 考えている内に 心地よい風や太陽の光で僕は眠ってしまった
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