~第2章~

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「あ、いや…なんでもない」 「そう…ところでここはどこ?」 亜弥は別の質問をした。 「分からないか…やっぱり…」 修次はそう呟き、答えた。 「ここはカルシア王国。 聞いた事は?」 亜弥は聞いた事が無いため、首を横に降った。 「やっぱりか…亜弥はどうやら異世界から来たみたいだね」 修司がそう呟き、亜弥に説明を始めた。 「この世界には魔法があるんだ。」 修次はそう呟き、右手を前に出した。 そして手を開き、『フレア』と唱えた。 すると右手から野球ボールほどの火の玉が飛び出した。 そして次は『ウォーター』と唱えると、今度は水の玉が出て、火の玉を飲み込んだ。
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