~第2章~

16/16
前へ
/203ページ
次へ
「それじゃ買い物に行こうか」 修司が言った。 「うん」 亜弥が嬉しそうに答えた。 (なにが売ってるのかなぁ?) 亜弥はなかなか適応能力がいいようだ。 「じゃあ行ってきます」 修司は玲奈先生にそう言うと保健室から出て行った。 「いろいろありがとうございました」 亜弥は慌ててそう言うと、修司を追いかけて行った。 廊下に出ると、修司が魔方陣の上で待っていた。 「こっちこっち~」 亜弥は修司の元にいくと、魔方陣が光出した。 「これは魔力を流せば学園内の好きな場所に行けるからね」 修司が説明し終わると、二人は学園のもんにいた。 「よし、街に向かってしゅっぱ~つ」 修司が楽しそうに言った。 「お~」 亜弥も楽しそうだ。 門のすぐそばに上半身が地面に埋まっている健次を発見したが、二人そろってスルーした。
/203ページ

最初のコメントを投稿しよう!

185人が本棚に入れています
本棚に追加