~第3章~

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修司が説明をし終えたと同時に城壁の門の前に着いた。 門の側には門番が一人立っていた。 全身を鎧で包み、鎧の隙間からは見事な筋肉が見えている。 目付きは厳しく、まるで敵を見るようだ。 (この人達…恐い) 亜弥がそう思った時、修司は口を開いた 「やっほ~」 (おいっ!) 亜弥はその軽さに思わず心の中で突っ込みを入れた。 修司の言葉を聞いた門番はさらに顔を険しくし、怒ったように言った。 「貴様ぁ…いつの間にそんな可愛い彼女を作ったんだぁ!!」 (可愛い…?) …どうやら亜弥はかなりの鈍感のようだ。
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