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『風の妨げ』
修司はおっさんに向けて魔法を放った。
「ぐっ」
おっさんは魔法の風によって地面に押さえ付けられ、身動きがとれない。
「マスター…よくも邪魔したな?」
修司は男に向かってそう呟いた。
「いやだってギルド壊されたらたまらんから」
マスターと呼ばれた男は慌ててそう言った。
「ちぇっ…つまんね」
修司はそう言うと受け付けのお姉さんに話しかけた。
ギルド内もまた騒がしくなり始めた。
(どうすればいいのかなぁ?)
亜弥がそう考えていると、修司があやを手招きして呼んだ。
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