~第3章~

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『風の妨げ』 修司はおっさんに向けて魔法を放った。 「ぐっ」 おっさんは魔法の風によって地面に押さえ付けられ、身動きがとれない。 「マスター…よくも邪魔したな?」 修司は男に向かってそう呟いた。 「いやだってギルド壊されたらたまらんから」 マスターと呼ばれた男は慌ててそう言った。 「ちぇっ…つまんね」 修司はそう言うと受け付けのお姉さんに話しかけた。 ギルド内もまた騒がしくなり始めた。 (どうすればいいのかなぁ?) 亜弥がそう考えていると、修司があやを手招きして呼んだ。
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