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「なぁに?」
亜弥が修司に聞くと、修司は亜弥にカードを渡した。
「それがギルドカードだよ」
もらったカードには亜弥の個人情報とDという文字が書いてあった。
「最初はみんなDランクだから」
「へぇ~…あれ?属性のとこだけ空欄になってるよ?」
カードを見ていた亜弥が空欄に気付いた。
「今から属性を調べるからだよ」
修司がそう言うと同時に奥からギルドマスターが手になにかを持って出てきた。
それは黒く四角い箱だった。
「やっと見つけた」
マスターはそう言いながらその箱の中から水晶玉を取り出し、亜弥に渡した。
「じゃあさっそくどうぞ」
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