~第3章~

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「なぁに?」 亜弥が修司に聞くと、修司は亜弥にカードを渡した。 「それがギルドカードだよ」 もらったカードには亜弥の個人情報とDという文字が書いてあった。 「最初はみんなDランクだから」 「へぇ~…あれ?属性のとこだけ空欄になってるよ?」 カードを見ていた亜弥が空欄に気付いた。 「今から属性を調べるからだよ」 修司がそう言うと同時に奥からギルドマスターが手になにかを持って出てきた。 それは黒く四角い箱だった。 「やっと見つけた」 マスターはそう言いながらその箱の中から水晶玉を取り出し、亜弥に渡した。 「じゃあさっそくどうぞ」
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