~第3章~

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ベシッ マスターがそう言うと修司がマスターの頭をはたいた。 「いきなり出来るわけないだろ!ちゃんと魔力の流し方から教えろよ」 修司は怒ったように言った。 「お前のほうが教えるの上手いだろ!なんで自分で教えないんだ」 マスターが言い返した。 (マスターの言うとおりだ…てか修司の方が教えるの上手いんだ…) 「んなのめんどくさいからに決まってんだろ!」 修司は当然とでも言わんばかりの表情だ。 (…まぁそうだろうと思ったけどさ…このケンカはマスターが勝つだろうな…) 亜弥はそう思いながらマスターのほうを見た。 「それを言われたらお終いだ…」 マスターは悔しそうな顔でそう言った。
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