~第3章~

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「それでもまだ離さないんだ」 マスターはさらにニヤニヤし、茶化した。 「もぅいい…一回マジで死ねや」 修司は完璧にキレていた。 『絶空』 修司が魔法を放つと、マスターの周りから空気が無くなった。 (これは…やばいな) マスターはそう思うと、両手を上にあげた。 「ざまぁみろ」 修司はそう呟き、魔法を消した。 「はぁはぁ…死ぬかと思った…」 マスターは苦しそうに呟いた。 (それでもまだ離さないんだ…) マスターはそう思いながら口を開いた。 「それじゃこれからどうするんだ?」 マスターが聞くと、修司は少し考えながら言った。
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