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「そろそろ学園に行くよ」
修司はマスターに言い、ギルドを出ていった…手を繋いだまま…。
「それじゃ行くよ」
『転移』
修司が魔法を使い、学園に着いた。
「転移って何属性の魔法なの?」
亜弥は修司に質問する。
「転移とか念話は属性魔法じゃないよ。
だからみんな使えるよ」
二人は話しながら学園の中に入っていく。
「ここは中高一貫の学校だから人数が多いんだ」
修司がそう言うと、亜弥は不安になった。
(中高一貫ならみんなずっと前から勉強してるんだ…。
今からで間に合うのかな…)
亜弥のそんな表情を読んだのか、修司が口を開いた。
「今は春休みでもうすぐ俺も亜弥も高校一年生だ。
みんなに追い付くように春休み中俺が鍛えてあげるから安心して」
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