~第4章~

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「そろそろ学園に行くよ」 修司はマスターに言い、ギルドを出ていった…手を繋いだまま…。 「それじゃ行くよ」 『転移』 修司が魔法を使い、学園に着いた。 「転移って何属性の魔法なの?」 亜弥は修司に質問する。 「転移とか念話は属性魔法じゃないよ。 だからみんな使えるよ」 二人は話しながら学園の中に入っていく。 「ここは中高一貫の学校だから人数が多いんだ」 修司がそう言うと、亜弥は不安になった。 (中高一貫ならみんなずっと前から勉強してるんだ…。 今からで間に合うのかな…) 亜弥のそんな表情を読んだのか、修司が口を開いた。 「今は春休みでもうすぐ俺も亜弥も高校一年生だ。 みんなに追い付くように春休み中俺が鍛えてあげるから安心して」
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