~第4章~

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(修司がうらやましい…てか無駄話し過ぎでしょ) 必要な話は最初の15分、残りは全て無駄話という…さすが学園長である。 「…ん?終わったか?」 修司は始まって15分で寝始めた。 亜弥が妬ましいという視線を向けると、ゆうとが念話をした。 《こいつは相手が寝ていても気付かずに話し続けるぞ》 亜弥は初めての念話に驚いた。 (どうやって話せばいいんだろう…) 亜弥が考えていたら、修司がまた念話をした。 《言葉に魔力を込めて、相手の事を思い浮かべながら話しかけてみて》 修司が言うと、亜弥がさっそく試してみた。 《えっと…これでいいの?》 亜弥は念話に成功した。
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