~第5章~

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………一ヶ月後……… 「そろそろくるかな…?」 マスターはそう呟いた。 シュンッ マスターが呟いたと同時に二人組が転移してきた。 一人は真っ黒な無地のローブを羽織っており、もう一人は白の無地のローブを羽織っていた。 二人ともフードを被っており、顔が見えない。 「おかえり、二人とも」 マスターが二人に話しかけた。 白いローブを羽織っている人が、フードを外した。 「地獄のような日々でした…」 白いローブは亜弥だった。 「最後には今の俺より強くなってたけどね…」 黒いローブを羽織っていたのは修司だった。 「そうか…亜弥は今どこまで使えるの?」 マスターが亜弥に聞くと、亜弥は嬉しそうに言った。
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