~第5章~

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《わかったわかった》 修司はめんどくさそうに言い、念話を切った。 「もういいですか?」 亜弥はマスターが念話してるのを待っていた…青筋を立てながら。 「ごっごめんね…でもよく念話してるのがわかったね」 マスターが慌ててそう言うと亜弥が不思議そうに答えた。 「だってマスターから魔力が流れてたじゃないですか…誰でも分かる事でしょ?」 亜弥が首をかしげながら言うと、マスターはあきれたように言った。 「普通の人にしたら虫の足音を聞くようなものだよ…」 シュンッ 修司が転移してきた。 修司は亜弥を見ると口を開いた。 「そいえばまだ話して無かったな…俺の正体を」
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