~第2章~

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振り向いた先には道がなかった…。 さっきまであったはずの床板が崩れ落ち、まるで崖のようになっていたのだ。 ビシッ その時、亜弥の足元にひびが走った。 (やばいっ!) 亜弥は心の中で叫び、逃げようとした。 しかし、ちょうどその時足元が崩れ落ちた。 「あっ…」 亜弥の身体は足場を失い、落ち始めた…。 (このまま死ぬのかな…) 「ちっ!」 亜弥の身体が落ち始めた時、また男の声が聞こえた。 そして何かが羽ばたくような音を聞きながらあやは意識を失った。 .
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