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振り向いた先には道がなかった…。
さっきまであったはずの床板が崩れ落ち、まるで崖のようになっていたのだ。
ビシッ
その時、亜弥の足元にひびが走った。
(やばいっ!)
亜弥は心の中で叫び、逃げようとした。
しかし、ちょうどその時足元が崩れ落ちた。
「あっ…」
亜弥の身体は足場を失い、落ち始めた…。
(このまま死ぬのかな…)
「ちっ!」
亜弥の身体が落ち始めた時、また男の声が聞こえた。
そして何かが羽ばたくような音を聞きながらあやは意識を失った。
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