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「俺はこの学校の生徒だ」
男はそう答えた。
「生徒?ということはここは学校なの?」
亜弥がそう聞くと、
「そうだ…怪我はないか?」
男はそう答え、心配そうに聞いた。
「大丈夫。
助けてくれてありがとう」
亜弥がそう答えると男は安心したように言った。
「もうすぐ先生がくるから待ってて」
そう言うと同時に女の人が入ってきた。
白衣を着ているため、恐らく保健室の先生だろう。
「あら…もう目覚めたのね。
よかったわ」
先生は嬉しそうにそう言った。
「さっきから修司が落ち着かなくて」
先生が困ったようにそう言うと男は慌てて言った。
「べっ別にそんなこと…」
男はそう言うと、被っていたローブのフードを脱いだ。
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